チャリーポッターと趣味の部屋

基本的に自転車について書きます

千葉1について

みなさんこんばんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は題名の通り千葉1について考えていきたいと思います。千葉1は自転車で千葉県1周するってやつなんですけど、1周500kmをこえ獲得標高も4000mくらいあるハードなロングライドだと思います。SNS等で完走したりあるいは24時間切りも達成するなど、意外とやる人は多いのかなと思います。

とか言う自分も挑戦したことはあるんですが、その時は色々ありまして400kmにて断念。いまだ完走したことがないということでございます。↓

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ただ、今までのロングライドの経験を踏まえて、次回挑戦時の布石、あるいはこれからやってみようかなと思う人に向けての参考資料のようなものになればと思います。

 

〜はじめに〜

まず、持ち物に関してですが、前々回のブログにて写真付きで紹介させていただいてるのでそちらをご覧頂ければと思います。あまり荷物が多すぎると走っている時に身体に負担がかかってしまって、思うようなパフォーマンスが出来なくなってしまうので、個人的にはリュックに入れるのが1番良いかなと思っています。

次にコンディションですね。悪天候だと勿論巡航が落ちてしまう為、完走までの時間が必然的に長くなってしまいます。また落車の危険性が上がったり、パンク等のトラブル発生率も高くなったりと良いことはありません。強風にも注意です。自分の体調に関しては言うまでもありませんが、約24時間走るのに寝不足とかは論外ですよね。

 

〜事前準備として〜

まず自分が走るルートは把握しておいた方がいいと思います。途中で迷ってスマホで調べるとそれがタイムロスに繋がってしまいます。勿論ただ完走するだけなら調べながらでも良いと思いますが、極力体力とか神経は無駄なところに割かない方が良いと思います。ルートに関しては事前準備が可能ですので、ストラバ等で予めルートを作成してサイコンに反映させておくとかなり楽になると思います。

また、ルートを決めたら自分の脚力、体力と相談してある程度の休憩ポイントを決めるのは1つの手段かなと思います。館山から先の南房総に関しては、コンビニやトイレ等休憩する場所がほとんどありません。また利根川CRや江戸川CR等サイクリングロードをルート選択した場合も勿論休憩するポイントは少なくなります。道の駅はありますが、営業してない日もあります。現在はコロナウイルスの影響で、24時間営業でないコンビニもありますので、そちらも気をつけていきたいですよね。コンビニで補給の際はPayPay等電子マネー決済にすることで少しでも時間を短縮しましょう。

最後に自分が乗る自転車、こちらは万全の状態にしておくのは言うまでもありません。タイヤの状態、変速やブレーキ調整等、100%に近い状態であればメカトラブルに見舞われる確率は減ります。例えば途中でチェーンオイルが切れたり、Di2の充電がなくなって変速できなくなったりするとそれだけで完走は難しくなりますよね。サイコン、ライト、スマホ等各種充電は忘れずに行いましょう。

 

〜走る際の注意点〜

さて準備も終わりいざ出発ということですが、出発したからには帰ってこなければいけません。メカトラブルで走れなくなったから助けて、とか言われて迎えに行けるような場所ならまだ望みがあるかもしれませんが、他人に迷惑がかかってしまいますよね。なので、なるべく自己完結するべきだと思っています。その為輪行は常に頭の片隅に入れておくべきだと思います。千葉県の場合、東京湾沿いの工業地帯は電車の本数も多いですが、それ以外の場所は基本的に単線であったり、1時間に1本しか電車が来なかったりというところもあります。

あくまでこれは参考ですが、ルートを反時計回りと決めて、交通量の多い東京湾沿いの工業地帯を交通量が少なくなる深夜に抜けて、南房総から九十九里にかけてを明るいうちに走るのが良いかなと思います。反時計回りの場合、九十九里がだいたい中間地点にあたるわけですが(スタートが内房の場合)、もし厳しいなとなったら東京湾沿いまで横断することもできますし、行けるのであればそのまま走り続けて良いと思います。

また反時計回りの特徴として、内房が向かい風、外房が追い風になる傾向があります。富津から館山までは道が悪く、トンネルやアップダウンも多いです。個人的にはここが体力的に厳しいところだと思います。ここを抜けてしまえばあとは追い風で銚子まで、といった具合に楽をして走ることができると思います。ただ、銚子から利根川沿い、江戸川沿いとほとんど景色の変わらないところを暗い中走らなければいけない為、こちらは精神的に厳しいと思います。自分は前回銚子付近で低体温症に陥ってしまってそのまま体温が戻らず、千葉1を諦めて帰ることを最優先に考えました。最近は昼夜の寒暖差も激しい為、低体温症になる可能性は十分あり得ると思います。

また、実際走っていて風には悩まされるわけですが、エアロポジションを取るだけである程度負担を減らすことは可能です。エアロポジションを取ることで巡航速度が少しだけ上がりますよね。ただどうしてもお腹周りに負担がかかってしまいます。ロングライド中にある一定のラインをこえるとお腹が食べ物を受け付けなくなることがあります。こうなってしまったらハンガーノックを待つだけになってしまうので、こまめに食べ物等は身体に入れるようにしましょう。消費カロリーは軽く1万をこえます。それだけのエネルギーを消費するんですよね。

 

〜最後に〜

自分自身越えられない壁の1つである千葉1ですが、今までのロングライドの総まとめとして一度はクリアするという目標は立てています。ホントはロングライドは景色を楽しんだり、美味しいもの食べたりするのが良いと思いますけど、千葉1でそれをやるとなると1泊2日は必要だと思います。1回で走りきるのは実際厳しかったし、今後やる際も限界への挑戦にはなると思いますが、その先にある達成感に対する魅力のようなものがあるんですかね。

千葉1に挑戦する、走ることは自由ですが1番大事なのは無事に帰ってくることですよね。身体があればチャンスはまた巡ってきますから。

 

では今回はここら辺にしておきます。次回は自分が千葉1に挑戦した時のブログになりそうです笑

ここまで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♂️